神経痛と筋肉痛の違いは?原因と症状

神経痛の種類

 

 

神経痛の種類はかなりたくさんあります。比較的多いところでは、肋間神経痛、坐骨神経痛などが知られるところで、頭部神経痛、三叉神経痛(顔面神経痛)なども比較的多くなっているとされています。

 

さて、いろいろある神経痛ですが、その原因となると、不明の場合も多くなっています。原因が解明されているものでは、動脈硬化、腫瘍、椎間板ヘルニア、腰椎症、帯状疱疹、多発性硬化症、ウイルス感染、ハンセン病などが示されています。

 

多い肋間神経痛は、その名の通りにろっ骨に沿って通っている神経が何らかの原因によって痛む症状のことで、当然ながらこれは症状であって病名ではありません。

 

この肋間神経痛になる原因として一番最初に考えられるのが、不自然な姿勢をとった状態、運動不足や疲労から神経が骨や筋肉にはさまれ、絞めつけられて起きる原発性となっています。

 

具体的には、姿勢を変えた時や重い物を持ち上げる時などに現れる痛みです。発症中は、体を動かさずに咳やくしゃみをするだけでも傷みます。ちょっとした外部からの圧力を加えられるだけでも肋骨が骨折してしまう危険性もあります。特に中高年女性などでは、骨粗鬆症の症状が表面化していることも多く認められるので注意が必要です。

 

更には、胸椎の圧迫骨折、がんの転移によっても起こりますが、脊柱の部分に変化が現れるので、これは診断で発見されやすくなっています。